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前回の記事で、毎月の生活に必要な生活費は、20.5万円として算出しました。では今回は、配当金生活をするにあたり、いくらの年間配当金が必要になるかを考えていきたいと思います。
会社の利益の一部を株主に還元する配当金ですが、この配当金がいくらあれば生活が可能かを考えることです。では、確認していきましょう。
現在の株式資産
まず最初に現在の株式資産からです。以下のとおりです。口座内にある現金も合わせると、米国株は1474万、日本株は455万となっています。
米国株及び日本株
種類 | 株式資産 | 現金(口座内) | 合計(株式+口座内現金) |
米国株 | 1470万 | 4万 | 1,474万 |
日本株 | 422万 | 33万 | 455万 |
合計 | 1929万 |
(2019/4/6時点)
年間で必要となる生活費
年間に必要となる生活費ですが、毎月20.5万円の支出として考えると、12か月で、246万円の支出となることが想定されます(20.5万円/1か月×12か月)。平均年収が400万円強と言われている日本ですが、理論上はこのぐらいの収入が配当金でもあればよさそうです。(当然資産はもっと必要になります)
ただ、246万円の配当金があれ問題なく生活できるかと言われると、さすがに246万円ちょうどでは心配かなと思います。今は、仕事をしているので、専業投資家ではなく、兼業投資家です。株投資により、株価が急落し、含み損を抱えたとしてもそこまで気にしていません。本業の給料があるため、その給料で生活もできますし問題ないからです。
株式投資については、成長株や高配当銘柄への投資を心がけていることもあり、短期目線ではなく長期で見ていく余裕があります。仮に株価が下がったとしても、その下がった株価の時に追加で投資したお金で株を追加購入できます。実際は、毎月少しずつお金を投資に回し購入していくスタイルをとっています(2019年以降)。株価が下がるということは購入できる株数が増えることになるので、将来長期投資を考えた場合は今の株価下落を気にすることはありません。むしろ1つのチャンスと思えばいいのです。(one chance!)
一方、仕事を辞めて、配当金生活をする場合は、本業による追加収入がないのでどこか心許ないと思うかもしれません。難しいところですね。246万円の2倍の500万円くらいがあれば、安心できるかもと思いました。246万円の配当金の推定では、毎月の娯楽に使える金額も多くないですし、何か欲しいものや遊びたい時があった時に贅沢をすることができないかもしれません。
老後の年金が受領できる時になれば、配当金と年金でお金に余裕があるので余裕はあるかもしれませんね。仕事のリタイアではなく、アーリーリタイアということも考えて配当金生活を考えていくのも1つかもしれません。今回は246万円で年間生活をするものとして計算していきます。
配当生活に必要な投資金(資産)
先ほどの試算した246万円で計算をします。配当利回りを何%にするかが重要です。私は4%くらいをめどに株式投資を考えていますので、計算としては、246万円÷0.04で、6,150万円となりました。今自分の資産は、約2000万円弱です。あと4000万円少なくとも必要ですね。
実際、これは税引き前なので、税引き後(米国株での投資も考え、また確定申告で少し戻ってくると考えて、税は25%とします)で考えると、資産は8200万円(8200万円×0.75×0.04=246万円/年)必要となりました。つまり、あと6200万円が必要になります。
仮に毎年300万円貯金したとしても、21年の年数が必要となります。先が長いですね。
ただ、毎年増配が期待できる銘柄(特に米国株)を購入することを心がけていますので、今後の増配による配当金額の増加、さらには配当金を再度配当するという複利の力を使うことで資産の増加は見込めるとは思っています。
もっともっと、株式投資にお金を投資していく必要があるということがわかりますね。
配当金生活に必要な年間配当金のまとめ
- 毎月の生活費支出を20.5万円とした場合、年間では246万円の配当金収入が必要となる
- 配当利回り4%(税引き前)で考えるとこの246万円の配当金収入となるためには8200万円の資産が必要になる
- 増配銘柄への投資、複利の力による投資をすることでさらなる資産の増加を見込むことはできる。
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※投資は自己責任でお願いします。