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今日は、株式投資をする上で常に考えることについて記事にします。それは、他の人がしていることの逆をすることです。『そうだよね、そうしないと勝てないよね』と思われる方が多いと思います。ただこれをしようとしても、案外難しいものです。私の体験をお話しさせていただきますので、その教訓を持って、皆さんの投資戦略の参考になれば幸いです。
現在の株式資産
まず最初に現在の株式資産からです。以下のとおりです。口座内にある現金も合わせると、米国株は1438万、日本株は417万となっています。
米国株及び日本株
種類 | 株式資産 | 現金(口座内) | 合計(株式+口座内現金) |
米国株 | 1433万 | 5万 | 1,438万 |
日本株 | 368万 | 49万 | 417万 |
合計 | 1855万 |
(2019/3/26時点)
わかっているけど、なかなかできないこと
とても不思議なものですが、株を始めたとき、株価が上がっていると、もっと上がるのではと思い購入したくなります。一方、株価が下がり始めたとき、もっともっと下がるのではと思い、売らなくてはと思います。
例えば、人気株を想定してみましょう。私の使っているSBI証券では、ランキングから値上がり率を市場毎に参照することができます。数年単位での株価の大きな上昇ではなく、例えば、ある人気から数週間、1〜2か月で株価が2倍、3倍になっている銘柄があるとします。
このような銘柄は、場中や取引終了後のランキングを見ると、上位にランクインしている銘柄が多いです。このランキングですが、何の銘柄が上位にあるのかをよく見たくなります。
例えば自分の銘柄がその日ほとんど変動しない場合、他の銘柄はどうなっているのかなとチェックすると思います。仮に、ある銘柄がランキング上位にあり、ストップ高になっていなかったとしても、10%近く上がっていたとします。これを見た時に、もう少しでストップ高になるのではと思う方もいらっしゃると思います。さらに、今日購入し、明日また大きく上昇したら、数日で、20%や30%の上昇が見込めるのではと考えます。100万を投資していれば、20万や30万儲かるかもしれないと考えるかもしれません。
そして、このような考えから、このような銘柄を購入してしまうのです。私が本当にこれでした。ただ、これが間違いかというそうでもないと思います。実際に購入してしばらく時間が経たないうちに株価を見るとストップ高になってる銘柄も過去に経験しています。ただし、この手法で利益を出されている方もいらっしゃると思います。
でも、妥当な根拠に基づく理由がない限り、この取引はしない方がいいなと(後で)思いました。この取引では、勝率は確率の問題かもしれませんし、その時は調子が良くてもいつかは負けが続くことになり、ご自身の大切な資産を失うことになるからです。
自分の銘柄上昇していない、今日も変動がなく面白くないと思う時でも、他の銘柄に目を向けずに我慢するところだと思います。ついつい他の銘柄で遊んだりしてしまう方は、本当にその銘柄を購入することで自分の株式投資、資産にプラスになるかをよく考えてから行動した方がいいと思います。
年に数回ある暴落は買いのチャンス!
夜のニュースや、翌日の朝のニュースで、その日(あるいは前日)の日経平均株価を言うニュースを皆さん見たことがあると思います。日経平均株価とは、日本の会社を代表する銘柄の上場株式の平均であり、日本の主要な指標の一つです。
この日経平均株価ですが終日、大きく推移し、例えば600円の上げ幅となったとします。その場合、後日、本日の日経平均株価は大きく上昇しましたというニュースが流れます。仮に2万円が日経平均株価とすると、この600円は3%の上昇があったことになります。全てではありませんが、この日経平均株価を構成している銘柄を所有されている方は、理論的にはその日は日経平均株価と同程度大きく上昇するものと予想されます。皆さん幸せになりますね!
一方、その逆を考えてみましょう。大きく下がる時を考えてみます。同じように日経平均株価が2万円とした場合、600円下がったとします。この場合、3%の減少幅となります。おそらく日経平均株価の構成銘柄は全体的に3%は下がることが考えられます。このような日は、所有している銘柄は下がる傾向がありますし、他にもご自身の証券会社に登録している監視銘柄も全体的に下がっていることがあると思います。
こういう日は、私は自分の証券口座や保有銘柄の株価をあまり見なくなります。つまり、株価は大きく上がったり、下がったりする日があるのですが、この時に何をするか何を考えるかが大切になると思っています。株価が大きく下がっている時こそがチャンスになり得るということです。
暴落時の損切りで大損害しないために注意すること!
2013年5月23日に日経平均株価が1140円ほど下がった日がありました。この時はすでに株を始めていましたが、こんなに日経平均株価が下がった日、また自分の持ち株が大きく下がった日は初めての経験でした。
株価を場中に見た時に驚いたことは、1日前と比べると私が所有していた銘柄のガンホー(3765)の株価が大きく下がっていました。前日の終値110万円(当時の分割前の株価)で、そこから15万くらい下がっていたところ(つまり95万)で株価が推移していました。たった1株の保有でしたが、15万下がっていることは大変衝撃を受けました。
あの時はこのままもっと下がるのではないか、売ったほういいのかもしれないと思いました。そこで決断をします。損切りです。結局、マイナス15万の損切りをしました。
売った後に、自分は何をしていたんだろうと思いました。ただ売ってしまった後なので、気分的にはどこかすっきりした気持ちになっていたかもしれません。
その翌日の5月24日になりました。売った後でしたが、ガンホー(3765)の株価はどうかな?と始値を見ると、105万円でした。驚きました。せっかく昨日売って、損切りしたのに上がっている・・・とショックを受けました。
そして、その日のガンホー(3765)の株価の終値は、108万円でした。この時は、ほぼ底で売ってしまったことになります。あの時はこれが正しいと思って実行しましたが、もしあの時に戻れるとしたら、また違った方法を取っていたと思います。少なくとも売らなかったと思います。
逆にこういう日に買いに行くことで、一つのチャンスを掴むことができると思います。なぜなら他の人と逆のことをするからです。
私が投資を始めた2013年以降で1000円以上日経平均が下がった時の一覧表です。1000円以上日経平均が下がる頻度はこの6年間を見ると、そこまで多くはないですが、700円や800円下がる時もあるのでチャンスと考えていいと思います。
年月日 | 日経平均の終値(円) | 前日からの下り幅(円) |
2018年2月6日 | 21610 | 1072 |
2018年6月24日 | 14952 | 1286 |
2013年5月23日 | 14483 | 1143 |
逆のことをする
先ほどお話したこのような日経平均が1000円と大きく下がっている日というのは、チャンスになる可能性があります。売りが売りを呼び、さらに株価を売られることで大きく下がります。本当に株で買つためには、こういう日に買いに向かわなければいけないと思いました。次の日に下がることもあるかもしれませんが、その後上がる可能性もあります。また格安な株価となっていることもあり得るので、購入することは間違いではないと思います。
とても勇気がいりますが、でも株で買っている人はこういう日に株を買っていると思います。逆に言うと、このような日を待っていることになります。もし暴落時がチャンスとしたら、暴落するときに備えて資金を残しておき買い向かうことが有効となります。
皆さんももしこういう日に売りたくなった場合は、他の方と逆のことをするという発想を持って対応をするといいと思います。あれから約6年が経過しますが、今の私は常に他の人と逆のことをするように心がけています。とても勇気がいりますが、でも勝つためにはこういうスタンス、投資手法が必要と考えています。
”他の人がしていることの逆をする”のまとめ
- 暴落時こそ、投資家にとっての大きなチャンス
- 他の人がしていることと逆のことをすることで一つのチャンスをつかめる
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※投資は自己責任でお願いします。