幸せを掴み、幸せを提供する Wanchanceです!
成長株や割安株どちらに投資するかは人それぞれと思いますが、今私が所有している成長株の1つの銘柄について紹介しようと思います。投資の参考にしていただければと思います。その銘柄は、SHIFT(3697)です。SHIFTは、シフトと呼びます。考えがシフトするとか言いますよね。そのシフトです。また、皆さんがお使いのパソコンのキーボードにも左側や右側にシフトキーがあると思います。このシフトという言葉は日常でも使われたり、馴染みのある言葉です。
さて、SHIFTは、2015年に購入した銘柄でしたが、今も保有している成長株の一つです。どのような銘柄なのか、なぜ保有しているかについてお話します。
【目次】
現在の株式資産
本題に入る前に、まず最初に現在の株式資産からです。以下のとおりです。口座内にある現金も合わせると、米国株は1471万、日本株は424万となっています。
米国株及び日本株
種類 | 株式資産 | 現金(口座内) | 合計(株式+口座内現金) |
米国株 | 1453万 | 1万 | 1,471万* |
日本株 | 387万 | 37万 | 424万 |
合計 | 1895万 |
(2019/3/27時点)
*: 本日、14万円の資金追加をしています。
SHIFT(シフト)の事業内容を理解する
さて、このシフトですが、幅広い分野で品質保証サービスを主力事業としている会社です。
皆さんが、日々生活している中ではいろいろなソフトに触れて、助けられています。例えば、朝起きて通学や通勤で電車に乗っている時に、皆さん何をされていますか?本を読んでいる方、会社の書類をチェックする方もいらっしゃると思いますが、多くの方がスマートフォンを操作されていると思います。
電車に乗って、周囲を見渡すとほとんどの人がスマートフォンを手に取り、操作されています。音楽を聞いたり、動画を見たり、友人や家族と連絡を取ったり、インターネットを見たりしています。また、スマートフォンでアプリゲームをされている方も多いと思います。少し前まではパズドラや、クイズRPG 黒猫のウィズのアプリゲームをされている方をよく見たものです。このスマートフォンは、現代の生活には欠かせない一つの必需品ですね。
さて、仕事を終え、帰宅する前に、ATMでお金を引き出しされる方もいらっしゃると思います。例えば、会社によって異なりますが25日が給料日とすると、その25日の夕方〜夜は大変ATMが混み合っています。今週、25日にATMの前を通ったところお仕事終わりの男性や女性の方が10人くらい列を作ってATMを利用しようとしてました。
これらは一例ですが、日常の生活の中では、このように多くのソフトウェアに囲まれて私達は助けられているのです。では、このソフトウェアが正しく動作していなかったとしたらどうなりますか?例えば、遊ぼうと思ったスマートフォンのゲームアプリが、きちんと作動せずアプリが落ちてしまったり、電源が勝手に切れてしまったりしたら大変です。
ATMについて、5万円引きだそうとして、暗証番号を入力したら、5千円しか引き出すことができなかったという問題も大変です。ATMのシステムの誤作動により、自分の口座にあるお金を他人が引き出すようなことがあっても大きな問題と成ります。実際、このようなことは発生しないと思い、私たちは安心して使用しています。では何故安心して私たちは使用することができますか?
それは、製品が出荷(リリース)される前に、品質保証を行っている会社がソフトウェアテストを行っているからです(さすがにテスを行っていないソフトはないと思います)。きちんとした品質のものでなければ、製品化はされません。
品質と言えば、このようなシステムに限った話ではありません。購入した食べ物や飲み物の品質が悪く、新鮮でなかったり、変な味がしたりしたら食べたくも飲みたくもありません。きちんとした品質の商品を購入したいと思いますね。
このようにきちんと、安心した製品の品質を保証することが必要になります。この紹介したSHIFTは、利用者にソフトが提供されるま前に、正しく動作していることを繰り返しチェックし確認し、問題があれば修正され再度チェックを行う、このような業務を主に行っている会社です。
購入した時期はIPO上場後の2015年
私がこの銘柄を購入したのは、2015年1月です。2015年1月上旬に株式分割をすると発表しました。当時は分割前でしたので、7500円で購入しました(つまり、今の株価でいうと1500円)。将来性を考えて購入したため、NISA口座を使い購入しました。
購入後は、株価は低迷します。1000円になり、ある時は700円くらいまで売られました。この時点で購入金額に対して-50%となり、含み損でした。8月が決算月ですが、待てど待てど株価は上がりません。
でも自分の中で信じていることがありました。現代のソフトがたくさん日常生活に必要な時代において、この会社の価値はこのようなものではない。今は会社も将来に向けて投資をしている段階であり、数年後に花開くと言い聞かせていました。この時株を始めて2年でしたが、株価が2倍を超えて保有していた銘柄はありません。ただこの銘柄は信じてみたかったです。
それから、2年半を経過した2017年10月。2017年8月期の決算発表がありました。営業利益は、前の期と比較して下がるものの、2018年8月期予想の営業利益が2倍になると発表されました。また、2018年8月期の純利益予想は、2017年8月期の208億円と比較して、500億円と2.4倍として発表されました。2015年からずっと待ってた甲斐があったと本当に思った瞬間でした。株価はそこから上がっていきます。
SHIFTの決算の主要項目について見ておきましょう。2015年8月の本決算から、4年間の売上高、営業利益、純利益についてグラフにまとめましたのでお示します。売上高ですが、毎年増収と綺麗な右肩上がりとなっています。順調に顧客が増え、SHIFTのサービスを必要としていることが理解できます。続いて、営業利益も同様に2015年から右肩上がりで増えていることがわかります。2017年8月の売上高は、2016年8月と比べて増収しているにもかかわらず、前年度比24%減となっています。これは先行投資を行ったため、営業利益は一時的に下がっています。
各業界トップ企業への戦略的な新規顧客開拓活動を重点的に行い、この新規開拓を加速させるハイスキル人材の積極的な採用などの先行投資に努めた結果と決算資料に記載されています。皆様が新しいビジネスをする際に、業種によるとは思いますが、優秀な従業員なくしてビジネスを行うことはできないと思います。最初に優秀な人材を確保し先行投資をし、その後一気にビジネス軌道に乗せて優秀な人材が顧客獲得や売上収益に大きく貢献するというものです。SHIFTは同じことをしていると考えられます。
純利益は、その結果2017年8月期は同様に一時減少したものの、2018年はその先行投資の結果大きな増益となっています。大変、今後も成長性のある企業ということが理解できると思います。