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米国コカ・コーラ【KO】の2019年 4Q決算結果

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コカコーラ(以下、KO)について、2019年 4Q決算発表がありましたので、その内容について振り返ってみたいと思います。

このKOは皆様の生活にも馴染みがある会社で、かつ、連続増配を行っている企業であり、インカムゲイン投資を行う上で期待のできる銘柄の1つです。これまでの配当金推移、増配率、業績の推移などについては、『米国コカ・コーラ【KO】の配当金・増配・売上・営業利益などの推移』を読んでみてください。飲み物を買おうとした時についつい赤い自動販売機を探してしまい、購入してしまいます。コカコーラも好きですしその他のミニッツメイドなどの飲み物も好きです。今日もコカコーラを飲みました!さてレビューしていきます。

 

この記事が参考になる方は、以下の方です。

この記事が参考になる方

  • KOの決算結果を知りたい
  • 投資対象とするか悩んでいる方
  • コカコーラやコカコーラ社の製品が大好きな方

 

【目次】

2019年 4Qの決算結果

では、決算の主要な指標・結果について確認していきたいと思います。2019年 4Qの結果は、増収増益(利益はnon-GAAPとして)でした。最高経営責任者CEOは、"2019年は、良い成長を遂げました。成長の考えを持って行動し組織を変革し続けていきます。これは2020年の目標に対する自信や全てのステークホルダーのより良い未来を作る力になります"と言っています。

 

売上高

  • 純売上高は、90億6800万 USドルでした。前年同期比で16%の増加です。市場予想(88億8000万 USドル)を大きく上回りました。
  • オーガニックレベニュー(non-GAAP)(Organic Revenues, 既存事業の売上)は、7%の増加
  • 4Qの数量ベース(Unit Case Volume)では、3%の増加
  • 米国では、コカコーラゼロシュガーの2桁成長を継続
  • 海外では、40を超える市場でコカコーラ・プラスコーヒーを販売し好調。3Qの時は、市場数が20となっていたので、市場の数が倍になっていますね。
  2019 4Q 2018 4Q 増減率(%)
純売上高(net revenues) 9,068 7,806 16

(単位: 百万USドル)

 

地域別の売上

  • 地域別(分野別)の売上を見ると、グローバルベンチャーとボトリング事業の売上が、それぞれ292%、29%増加
  • グローバルベンチャーについては、コスタ社買収に伴い売上が増加
  • ボトリング事業は、南アフリカでの事業が堅調
分野 2019 4Q 2018 4Q 増減率(%)
ヨーロッパ・中東アフリカ 1,528 1,579 △3
ラテンアメリカ 1,174 981 20
北米 2,932 2807 4
アジア太平洋 1,138 1,036 10
グローバルベンチャー 713 182 292
ボトリング事業 1,920 1,493 29
コーポレート 15 7 133
除外 △352 △279 △26
合計 9,068 7,806 16

(単位: 百万USドル)

 

粗利益と売上総利益率

  • 粗利益は、前年同期比で17%の増加(売上の増加に伴う)
  • 売上総利益率(GAAP)は、0.4%の 増加
  2019 4Q 2018 4Q 増減率(%)
粗利益 (GAAP) 5,502 4,704 17.0
売上総利益率 (GAAP) 60.7 (%) 60.3 (%) 0.4(絶対値)
売上総利益率 (non-GAAP) 60.3 (%) 60.5 (%) △0.2(絶対値)

(単位: 百万USドル)

 

営業利益と営業利益率

  • 営業利益は、前年同期比で19%の増加
  • 営業利益率(GAAP)は、23.9%と0.5%増加
  2019 4Q 2018 4Q 増減率(%)
営業利益 (GAAP) 2,164 1,825 19
営業利益率 (GAAP) 23.9 (%) 23.4 (%) 0.5(絶対値)
売上総利益率 (non-GAAP) 24.8 (%) 24.8 (%) ±0

(単位: 百万USドル)

 

EPS

  • EPS (non-GAAP)は、0.44 USドルです。全同期比で1%の増加となりました。市場予想(0.44 US$)と同じでした。
  2019 4Q 2018 4Q 増減率(%)
EPS (GAAP) 0.47 0.20 134
EPS (non-GAAP) 0.44 0.44 1

(単位: USドル)

キャッシュフロー 

  • 営業キャッシュフローは、104億7100万ドルでした。
  • フリーキャッシュフローは、84億1700万ドルでした。
      2019 3Q 2018 3Q
    営業活動からのキャッシュフロー 10,471 7,627
    投資活動からのキャッシュフロー △3,976 5,927
    財務活動からのキャッシュフロー △9,004 △10,347
    フリーキャッシュフロー(non-GAAP) 8,417 6,079

    (単位: 百万USドル)
    (フリーキャッシュフロー:年初来の期間)

2020年の通期予想

  • 2020年の通期予想については、Organic Revenuesを5%増を予想
  • また、純売上(non-GAAP)は0-1%増を予想
  • 既存事業の営業利益(comparable operating income (non-GAAP))を2-3%増を予想
  • EPS(non-GAAP)は、2019年に対して7%増の$2.25(どこまで成長していくものかと思いました)

(引用: 米国KO HPより)

 

米国コカ・コーラ【KO】の2019年 4Q決算結果のまとめ

  • 2019年 4Qの決算は、増収増益で決算は良かった
  • 既存事業の売上は前年同期比で7%増加
  • これはグローバルベンチャーやボトリング事業が牽引している
  • 2020年の通期予想も、Organic Revenuesは5%増、EPS(non-GAAP)も7%増と今後の成長に期待したい

 ※投資は自己責任でお願いします。

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